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【第4話】自分の持っているキャリアや武器を無駄にしたらもったいない

こんにちは。丸地あいです。
私のブログを見にきてくれて、ありがとう。

前回の記事では、私が親友のさくらから打ち明けられた彼女の悩みについて書いたよね。
覚えてくれてる?もし、さくらの悩みって何のこと?と思った人は、今までの記事を先に見てね。

>>過去記事
第1話【やりたいことを諦めなくちゃいけないのが、大人になるってこと?】
第2話【やりたいことを全部やって、人生を楽しみ尽くす!】
第3話【ママと妻だけやってる私、物足りないって言ったら怒られるかな?】

大切なのは、まず最初の一歩を踏みだすこと

ドア

さくらの悩みを解決するために、自分に何が出来るかずっと考えてきたけど答えの見つからなかった私。

だけど、伊豆はるかさんからのメルマガで届けられた言葉でやっと見つかったよ!


大切なのは、まず最初の一歩を踏み出すこと

善は急げだ。これからさくらの家へ行ってこよう。突然訪ねて行ったらびっくりするかもしれないけど、そこは長い付き合いだから大丈夫でしょう。

ピンポーン。

ガチャ。

さくらが持ってきたスタイは20枚以上。どれも可愛い柄と形をしていて、そこら辺では手に入らない代物。実はこのスタイ。全部さくらの手作り。

高校時代から手芸が得意だったさくらは、自分の服やポーチなんかを手作りしてた。すっごくクオリティが高いさくらの手作り品は、私たち仲間の間で大人気。みんながお願いして何かしら作ってもらってたんだ。

私も化粧ポーチを作ってもらってずっと愛用してる。あんまり使い心地がいいから今ので3代目。

そんなさくらは、そらちゃんが生まれる前から赤ちゃん用のスタイを作り始めたんだ。自分の子供には自分が愛情込めて作ったスタイを付けて成長して欲しいって言ってた。

社会人2年目で結婚して仕事を辞め、育児に専念した自分の選択に自信を持てなくなってきているさくら。確かに社会人としての経験は2年足らずかもしれないけど、手芸の腕を活かした手作り職人としての経験は10年以上。

これはもう立派な職人レベル、クリエイターレベルだということに気がついたんだよ、私は!!その能力を家の中だけで眠らせておくなんてもったいない。もっともっとたくさんの人にさくらの素晴らしい作品を知って、使って、感動してもらわなきゃ。

そのためのには、まず最初の一歩を踏み出さなくちゃいけないことをはるかさんが教えてくれたんだ。

さくらのスタイはきっと赤ちゃんをやさしく見守る存在にも、社会へ再び飛び出すさくら自身を見守る存在にもなるはずだって確信してる。

準備万端整わなくて良し!見切り発車で始めて良し!

スタイ

私はさくらに自分の考えを話して聞かせた。

「さくらの作ったスタイは他では売ってないオリジナルだよね。素材や柄を厳選して、形を考え抜いて作ったこのスタイをもっとたくさんの赤ちゃんに使ってもらえたら嬉しくない?」

「それは、確かに私の作ったスタイを使ってくれる赤ちゃんが増えたら、そんな嬉しいことはないよ。でも、しょせん素人が作ったものだよ。専門の学校で習ったわけでもないし…」

さくらの気持ちはよく分かる。家で家族のためだけにパンを焼いていた人が、明日からパン屋をやれって言われても不安だよね。周りのライバル店には専門的知識や経験の豊富なパン屋さんがうじゃうじゃいるわけだから。

「お前みたいな素人パン、売り物にするんじゃない。」って言われるんじゃないか、お客さんなんてひとりも来ないんじゃないか、とか思っちゃうよね。

私もね、ちょっと前まではさくらと同じ気持ちになってためらってたと思う。でも、今は違う。

「さくら、この前のマルチライフプロジェクトのセミナーで、はるかさんが言ってたこと覚えてる?《やりたいことを諦めないで全部やっていいんです》って言ってたよね。」

「それに、この前届いたメルマガには書いてあったよ。」


見切り発車でいい
初めの一歩を踏まなければ
何も始まらない

私を見つめるさくらの顔から雲が消えて太陽の光が射したように見えた。

とにかくやってみる

ブログ

私はさくらに提案した。

「ねぇ、さくら。とりあえずみんなにさくらのスタイのこと知ってもらうことから始めたらどうかな。今は誰でも自分のことを発信できる時代でしょ。さくらもどんどん発信していこうよ。」

「発信って、いったい具体的には何をしたらいいの?」

「まずは、Facebookとインスタグラムとブログでどうかな?」

「ブログ⁉そんなの私に書けるかな。Facebookも最近全然更新してないし、インスタグラムも見てるだけだし…」

「ほら、またそんなこと言って!さっき私が何て言った?っていうか、はるかさんが何て言ってたのかもう一度思い出して。」

「そうだった!とにかくやってみるしかないね。やってみなくちゃ、何にも始まらないしね。私、IT系は苦手分野だから協力してくれる?」

「もちろん!余計なお世話った言われたって、口も手もどんどん出しちゃうよ!」

私たちは早速インスタグラムとブログのアカウントを取得し、最初の記事を投稿をした。さくらのブログのタイトルは『青空とお日さまが見つめる手作り小物の花畑』に決定。

家族会議に召集された!

スマホ

気付いたらそろそろ、そらちゃんを寝かしつけなくちゃいけない時間になってる。帰らなくっちゃ。

「さくら、私そろそろ帰るね。」そう言って私はバッグをつかんで玄関へと向かった。

「あい、今日はありがとう。私ひとりだったらインスタグラムもブログも一日で始めるなんて出来なかったと思う。本当にありがとう。」

「何言ってるの。今まであいが私にしてくれたことに比べたら、まだ10パーセントもお返し出来てないよ。これからも勝手にさくらの応援団長しちゃうから覚悟するように!」

なんか勢い余って、さくらをハグしてから玄関を出たよ。

明日は仕事だし早く帰ってお風呂入って寝ようっと。あれ、誰かからメールだ。珍しくお父さんからだ。何だろう。


今から家族会議を開くから、すぐに帰って来い。

お父さんからのメールで、私は家に帰るのが一気に憂鬱になった。

~丸地家の父親が開こうとしている家族会議とは、いったいどんな内容なのか。そしてあいはその会議で何を知らされるのか!~

★ 丸地家のマルチライフストーリーについて ★
主人公の丸地あいとその家族が、人生に起こる様々な出来事にマルチライフ的方法論で立ち向かっていく物語です。
あいやその家族は特別な存在ではなく、きっとあなたのまわりにいる人や、あなた自身と重なる存在ではないでしょか。
一緒に丸地家のマルチライフストーリーを見守って頂けたら嬉しいです。

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マルチライファー’s CLUB 0期メンバーで、スイーツと短歌をこよなく愛する。ことばのパティシエ ☆YUKO でした

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