​ 1つのことに没頭すると人はもろくなる

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何か一つのことに没頭したことはありますか

何か一つのことにかける、没頭する、集中する、そんな経験が誰しもあると思います。そして、その結果うまく行かなかったとき、「もう何もかも終わりだ。自分は駄目なんだ」と絶望したことはありませんか?

私はあります

小・中学校時代はクラシックバレエに没頭していました。遠くのバレエ教室に毎日のように通いつめました。コンクールや発表会前は1日でトマト1個しか食べないなど無理なダイエットをしました。

異常なほど努力して、それ以外のことはどうでもいいと思うほどでした。自分は正しいことをしているし、頑張っていない周りの人は怠けているとさえ思っていました。頑張って頑張って、最終的に体を壊しました。

絶望し、それまで張り詰めていた糸がプツンと音を立てて切れました。突然過食症のように食べ始め、当然のように急激に太りました。醜い姿を人に見られたくないと引きこもりました。

 

 

誰にでも起こりうること

私の場合は、この後海外に留学したことをきっかけに立ち直ることになりますが、こんな話は大げさなことではありません。一つのことに頑張りすぎて周りが見えなくなる。うまくいかない時に絶望し、命を断ってしまう人までいます。全く珍しい話ではないです。

例1

寝る間を惜しんで用意したプレゼン、出来ることは全てやってかなり自信があったのに、社長の一言で不採用になった。

この3ヶ月、仕事のために子供の運動会や誕生日にさえ家に帰らなかった。妻にどんなに罵倒されても、大事な仕事だと一蹴し聞く耳を持たなかった。

もう何もかもおしまいだ。明日から会社に行きたくない。家族にも合わせる顔がない。

 例2

5年間も付き合った彼に、「他に好きな人ができた」と言われた。何よりも最優先で彼に尽くしてきたのに。友達の誘いを断って彼と一緒にいたし、仕事の時間をセーブするためにやりたかったプロジェクトも断った。

彼との結婚だけを目標に全てを捧げてきたのに、結局彼を失った。もう死にたい。

例3

1年浪人して必死で勉強したのに出願した学校全て落ちた。友達も異性も全部きって、遊びも恋愛も趣味も運動も封印して勉強しかやってこなかったのに、大学に進学できない。

もう何をやっても自分は駄目だし、近所の人に噂されてるから家から出たくない。絶望的だ。

つまり精神的にもろくなる

「人は一つのことに没頭すると脆くなる」ということなんです。それはそれは視野が狭くなり、下手したらうつ症状を招きます。

 

一つのことに集中するべきという刷り込みとデメリット

「一度決めたら最後までやりなさい」
「他のことに逃げるな」
「一つのことに集中しろ」

こんな風に親や学校の先生に言われてきた人は多いと思います。一つのことを集中して頑張るべきという固定概念から抜け出せない人もいるでしょう。

しかし実際はどうでしょう?私から言わせれば、一つのことだけやり続けることは、デメリットしか思いつきません。

その中でも今回は「精神的に辛い」ということを伝えたいのです。

プレッシャーに潰される

一つのことにかけてしまうと、それが失敗したら絶望しか待っていませんよね?他に何も持っていないのですから当然です。だとすると、失敗できないというプレッシャーたるや大きすぎませんか?

本来の貴方を発揮できなくなるほどのプレッシャーに押しつぶされます。失いたくないがために必死になりすぎて、自分を客観視できなくなりますね。

例えば、好きな人に入れ込み過ぎたら「重い!」と言われて相手は離れていきます。没頭しすぎることが逆効果になっているのです。

逃げ道なし

何でも一生懸命取り組んでいると必ず壁にぶち当たります。なかなか結果が出なくて疲れてしまったり、期限が迫って焦ったり、うまく行かなかったらどうしようと急に不安になったり。

これにかけているのですから、なおさら負の感情を持ちやすい状態です。

そんなとき、友達も恋人も趣味も封印していたら、逃げ道はありません。うまく気分転換出来なければ、悶々とした自分との戦いが続くだけです。停滞期が長引き、良い結果はさらに遠のきます。

視野が狭くなる

一つのことに没頭するとき、世の中を見る目はそれはそれは狭くなっています。自分を客観視出来ないばかりか、周りの言うことが聞こえなくなってきます。物事を一つの角度からしか見なくなります。自分の立場でしかものが考えられなくなります。

そんな状態では、良い商品も良い企画も良いパフォーマンスも生まれません。自分が良いと思っていても、他からの評価が伴わないという結果になるでしょう。

逆に複数のことを並行して行ったらどうか

精神的に余裕が生まれる

まず、プレッシャーはかなり緩和されているはずです。これが駄目でもあれ、あれが駄目でもそれ、と自分の前には複数の道が用意されているのです。自分が得意なことを見つける余裕ができます。自分にあっていることに気づくチャンスも増えます。

プレッシャーはないから常に冷静です。不得意なことに気づいてもそれ程落ち込みません。自分について一つ学んだ、くらいのことです。

立ち直りやすい

つまづいても平気です。別のことをやって気分転換すれば良いからです。クリエイティブな思考で脳が疲れたら単純作業に移ります。体づくりもかねて趣味のテニスをしたら、頭もスッキリしてまた仕事がはかどります。不安になったら彼氏に愚痴れば良いのです。イライラしたら友達とカラオケにいきましょう。

逃げ道はたくさんあります。選び放題です。また本来の自分を取り戻して、パフォーマンスが上がるのは時間の問題でしょう。

客観的でいられる

結果もついてきます。常に自分を客観視出来ていますから。子供の運動会で感じたことをプレゼンに取り入れたら、社長にうけてまたチャンスをもらえます。この勉強方法は効率が悪いかもと気付き、やり方を見直します。貴女の立場では良いと思っていたことも、彼の立場では嫌なことだったと気づきます。

視野が広いと軌道修正は簡単ですし、自然と良い結果が生まれるのです。

マルチライフのすすめ

だからこそ、私はマルチライフをすすめるのです。

今回お話した「精神的に楽」はマルチライフの超重要なポイントです。タスクの効率を高めるには、大前提として精神状態が安定していなければなりません。一つのことに没頭してプレッシャーに押しつぶされ、周りが見えなくなり、不安と焦りでいっぱいになってしまったら、どんなに努力しても悪循環しか起こりません。

マルチライフは、母であり妻でありキャリアウーマンであり趣味も自分磨きも恋愛も、全部並行します。マルチな立場の自分を持ち、一日中マルチに楽しむのがマルチライフです。

マルチライフは効率が良いだけでなく、精神的に非常にリラックスしていられるのです。

​精神科医。三児(0歳、2歳、4歳)の母。
マルチライフプロジェクト代表。

大学在学中、20歳で会社設立し塾・飲食店を経営。女性のライフイベントとキャリアの両立を実現するため、28歳で医学部を受験。経営者から医学生へ転身。8歳年下の同級生と結婚し3人のママになる。33才で医師免許取得。現在は精神科医としてフルタイムで病院勤務しながら、「やりたいこと全部やって人生を楽しみ尽くす」をコンセプトにマルチライフプロジェクトを主宰。

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