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桜がまだつぼみだったからこそ咲いた、満開の笑顔たち

こんにちは。

マルチライファー’s CLUB 0期、ことばのパティシエ☆YUKOです。

今年は暖冬だったから、きっと桜の花もあせって、いつもより早く咲くんじゃないかな…と考え、お花見計画を前倒しした方も多かったのではないでしょうか。

ところがどっこい。冬が忘れ物をとりに戻ってきたような寒い日が続き、桜はすっかり足踏み状態に。「桜よ、頑張って咲いておくれ~」という叫びが、あっちからもこっちからも聞こえてきた、平成最後の桜の季節でした。

3月末に行われたマルチライファーズクラブのお花見交流会も、「満開の桜の下でカンパイ!」という当初の計画を、涙をのんで断念せざるを得ませんでした。

しかし…これが返って大正解だったんです!!

「桜よ、のんびり歩いてくれて、ありがとう。」と、感謝のことばを言いたくなるほど、充足感に満ちあふれて終わった、お花見交流会の様子をレポートします。

 

築120年の古民家は、来る者をリラックスさせる癒しの空間

お花見交流会

お花見の会場となったのは、大阪府高槻市にある、古民家ギャラリーandイベントスペース「Galerie ねこ福」。マルチライファーズクラブのメンバー、えみこさんがオーナーとして運営されている、心静まる山里の古民家です。

豊かな緑に囲まれ、150坪の敷地に立つ築120年の古民家をリノベーションしたこちらのギャラリーでは、イベントスペースとしてさまざまな企画が開催されています。

今回初めておじゃました私ですが、まるで実家に帰ったかのような、ほっとする心地よさを感じました。

古民家ならではの木が持つぬくもりや、縁側から差し込むやさしいひかり、オーナーであるえみこさんのやさしい人柄がしみ込んだ部屋の空気。それらが、来る者をリラックスさせてくれる、癒しの空間を作り出しているのです。

セミナー開催時は、講師としての緊張感に身を包み、アドレナリンを出しまくっているはるかさんですが、この日はご家族といっしょにリラックスした表情で現れました。

そんなはるかさんが「カンパイ!」とグラスをかかげると、はしゃぐ子どもたちに負けなくらい、私たち大人もテンションが上がって興奮したお花見交流会が始まりました。

 

ただのお花見じゃない?!それは体験付きお花見!!

前日まで降っていた雨の影響で、桜の下でのお花見ランチが難しいと判断したえみこさん。さまざまなイベントを催すギャラリーのオーナーだけあって、すぐに別のプランを立ててくれました。

まずは、室内でのランチを何倍にもおいしくし演出してくれた、アコーディオン奏者の方が登場!

生で聴くアコーディオンの調べに、飲んでいたソフトドリンクがフランス産のワインの味わいに。すっかりほろ酔い気分になってしまいました。

さらに、奏者の方のご厚意で、我われマルチライファーズクラブの面々も、アコーディオンを実際に肩にかけて鍵盤に触らせてもらいました。実際に持ってみるとずっしりとした重みにびっくり。立って演奏するまでには、相当の練習が必要だなと感じました。

「アコーディオンを弾いてみる」という体験は、当初のお花見計画にはなかったもの。

お天気に恵まれなかったとしても、柔軟に計画を変更して、予定より楽しいお花見交流会にしちゃうんですから、さすがマルチライファーえみこさん!!

 

体験につぐ体験が人生を豊かにしてくれる

次にえみこさんが用意してくれたのは「コーヒーの焙煎体験」

専用の鍋に入れた生豆を、ガスコンロの火にあてて焙煎。なんとも言えない香ばしい香りが立ち上がり、私たちの鼻をくすぐります。

その後は、手動のコーヒーミルで豆を挽きます。豆が砕けていく振動がハンドルを持つ手に伝わり、「挽いている」感をハンパなく体験できました。

これには子どもも大人も大興奮!我も我もと順番待ちに。初めての体験は、大人を子どもに戻してしまう魔法の力を持っていました。

そしていざ、ドリップしたコーヒーをいただくと…おいしい!おいしすぎる!!

毎日飲んでいるコーヒーとはひと味もふた味も違います。煎りたて、挽きたてのコーヒーを飲みながら、尽きることない楽しい会話。それはもう帰るのが嫌になってしまうくらい…

「えみこさん、古民家旅館も始めてくれないかな~」と願ったのは私だけではなかったはずです。

 

「おいしい」と「ありがとう」がうれしくて

微力ながら、私もお花見交流会の盛り上げに、一役買わせていただきました。

三度の食事よりおやつが大好き、スイーツのない人生は考えられない私の趣味は、お菓子作りです。

桜が咲かないのなら、ケーキに桜を咲かせしまおう!と考え、桜の塩漬けをトッピングした抹茶のパウンドケーキと、大好きなチョコレートのパウンドケーキを作って持って行きました。

味見をしていなかったので、どんな出来上がりか心配でしたが…みなさんが「おいしい」と言って、食べてくれたのでひと安心。

自分が作ったものを「ありがとう」と言って、よろこんでもらえる。スイーツに限らず、何かを作っている人にとってのやる気や元気の源とは、この「ありがとう」のひと言なんだと、改めて感じました。

 

大好きな仲間との楽しい時間はあっという間

こうして、マルチライファーズクラブのお花見交流会は、桜がつぼみのまま立ち止まってくれたおかげで、より充実した時間となりました。

普段は、それぞれが自分の進むべき道を猛烈な勢いで走っている、マルチライファーの仲間たち。私がそうであるように、ときには息切れして、休みたくなることもあるはずです。

そんなとき、性別や年齢、職業や出身地なんか全然違うのに、励まし合える仲間がいるというのは、ものすごく心強いことです。

学生時代の友人とも違う、職場の同僚とも違う、子どもを通して付き合うママ友とも違う、もうひとつの仲間たち。

これからもきっと、お互いに刺激し合いながら、それぞれが美しい花を咲かせていくのを、見守り合っていくはずだと確信させてくれた交流会でした。

 

最後に…

古民家ギャラリーandイベントスペース「Galerie ねこ福」のオーナーえみこさんは、好奇心旺盛でさまざまな分野に造詣が深い素敵な女性。文章作成のお手伝いもされている、書くことの専門家です。

そんなえみこさんがお花見交流会の様子と、参加したメンバーの紹介をブログに書いてくれました。こちらも是非ご一読ください。臨場感たっぷり、愛情いっぱいに伝えてくれています!

えみこさんによる、お花見交流会の様子→https://ameblo.jp/salon-de-shichifuku/entry-12451851638.html

えみこさんによる、メンバー紹介→https://ameblo.jp/salon-de-shichifuku/entry-12452187698.html

 

次はいつ、どんな交流会が催されるのか、今から楽しみでなりません♪

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