不登校は悪いことなのか?学校に行かないと問題は起こる?
こんにちは。
やりたいことを全部やって、人生を楽しみ尽くす精神科医&3児ママの伊豆はるかです。
本日は【不登校】について、私の考えを綴りたいと思います。
不登校は悪いことなのか?学校に行かないと問題は起こる?
私は日頃から不登校のお子さんについて、たくさん相談を受けています。
- なんとか学校に行かせたい。
- このままじゃ将来どうなるか不安。
- 友達を作って欲しい。
- 勉強で遅れてほしくない。
- 子どもが朝起きない。
- 病気なんじゃないか。
- 病院につれていくべきか。 etc…
みんな最初は、なんとか子どもに〇〇させたいといいます。
どうしたら学校に行かせられるか?
どうしたら勉強するようになるか?
どうしたら朝起きるようになるか?
でも、親が〇〇させたいという意図が子どもに伝われば伝わるほど
子どもは〇〇したくなくなるどころか、学校だけじゃなく家まで居心地の悪い場所になってしまいます。
家とはあくまで、子どもにとっての安全基地であるべき場所なのにです。
そもそも、学校に行っていないことって、そんなに悪いことなのでしょうか。
尊敬できる先生はいない。
授業は分かりづらいし面白くない。
意味のわからないルールだらけ。
行きたくないと思うのはおかしいことではありません。
私自身も例にもれず、学校にも友達にも、何より先生たちにほとほと嫌気が差して、このままじゃ私がダメになる。心が壊れる。と思って海外に逃亡留学しました。
一日でも早く学校からいなくなりたい。と思いました。だから、不登校の児童の気持ちは痛いほどよくわかります。
で、学校に行かないことは悪いことなのか?に戻りますが、まず勉強に関しては、学校に行かないでも全く問題ないと思います。
だって生きていくのに必要なのは、せいぜい読み書き計算くらいで、それ以上のところが人生に役に立つことなんて、ほとんどありません。
中1で習う二次関数すら、日常生活にも仕事にも使う機会はありません。(えっくすじじょうかける にえっくすわいたす数字 みたいなやつですね。)
学校での勉強は人生どれくれいの意味があるのか?
もちろん、勉強することに意味がないとは思っていません。
自分が面白いと思ったことを勉強するのはとても楽しいし、それこそ人生を推し進めるパワーの源になります。
勉強はとっても大事です。でも、それって学校じゃなくても出来ます。
私は英語が得意で、留学したことで人生が変わりました。
それは留学したいと相談したら、「1年も遊びに行って受験どうするんだ?」と反対した英語の先生のおかげではありません。
NHKラジオの基礎英語→英会話→ビジネス英会話を毎朝聞きまくったり、自分で辞書片手に英語の本を読みまくったおかげです。
好きだったからこそ、自ら勉強したし、上達したし、英語が人生を変えるきっかけになりました。
それ以外は、お恥ずかしながら、日本史も世界史も殆ど覚えていないし、(歴史ものの映画見る前に自己勉する今のほうが、よっぽどスラスラ頭に入る)
物理化学生物、全滅。(子どもの昆虫教室についていって、いま面白いったらなんの。)
古文、漢文。(言わずもがな、高卒後使ったことはない)現代文も全く使ってないな。
唯一の志望校の自己推薦を受けるために、買って読んだ「小論文の書き方」の参考書。
あれは、今もライティングに生かされてるかな?
つまり言いたいことは、学校での勉強は人生にほとんど生かされていないということです。
ーーー 先生たちへ ーーー
先生が読んでいたらごめんなさい。
良い先生は本当にまれに出会うことがあります。
私にもひとり、恩師と呼べる先生がいて、今でも連絡をとっています。
志が高く能力の高い人は、ぜひ学校の先生になってほしいと心から願っています。
だって、自分の子どもや、子どもたちが作る未来の日本を大きく左右するのが、まぎれもなく教育だと思うからです。
ーーー ここまで ーーー
学校へ行かないと社会に適応できなくなる?
話を戻します。では、友達が出来ないのはどうでしょうか?
学校に行ってないと社会に適応できなくなるかも?
人間関係は、学校や職場だけで出来るものじゃありません。
習い事や共通の趣味仲間、自分で選んで参加できるコミュニティーがたくさんあって、積極的にそういうものに参加する方が、気が合う人を見つけられる確率は格段に高いですよね。
ーー ある中学生のはなし ーー
全く話が合わない同級生たちと、仲良くするように学校の先生に諭され、しばらく無理して学校に行っていたが、案の定、不登校になりました。
学校関係の人と顔を合わすのが嫌で、引きこもり状態だったところに私と出会いました。
最初は自分が不登校であることに、強烈なコンプレックスを抱えて苦しんでいたその子も、不登校は別に悪いことじゃない。と思えるようになってから気持ちが楽になり、笑顔が戻りました。
不登校なんて最悪だ。子どもの人生ほとんど詰んだ。くらいに嘆いていたお母さんも徐々に変わり、子供のことを心配しすぎてあれこれ介入するのをやめ、自分のための時間を過ごすようになりました。
すると中学生は、お母さんの過保護がなくなり、生まれてはじめて自分で考えて行動するようになりました。
大好きな韓流アイドルを目指してダンスを習いはじめたところ、そのダンススクールで、本音で話せる本当の友達に出会えました。
ーー ここまで ーー
学校が全てではない!自分で環境を選べばいい
私も、今付き合っている友人は、全て大人になってから自分が選んだり、作ったりしたMLC(マルチライファーズクラブ)コミュニティーで出会った人ばかりです。
小中高のときに同級生と余り馴染めず、自分はコミュニケーション能力が低いのかと思っていた時期もありますが、自分で選んだ大学に進学して、なんの苦労も気遣いもなく気の合う仲間が出来た時、
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自分が変わる必要はなかった。
自分が存在する場所を
自分で選べばよいだけだったんだ。
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と、妙に納得したのを覚えています。
学校に行かないと社会性が身につかないというのも、また、いらぬ心配ということです。
というわけで、私個人の意見としては、学校は、苦しいのを我慢して、耐えてまで行く必要はない。と思っています。
もちろん、学校に行くことで一日のリズムを作りやすい。と良いこともありますが、それもまた、学校以外での工夫で代用できることですしね。
未来は子どもが作り、子どもは母親しだいで力強く生きるチカラを手に入れます。
でも、その方法は世間や多くの母親が持ついわゆる「良い母」像とはかぎりません。
むしろ逆のこともよくある。頑張りすぎて逆効果になっちゃってる。とかですね。
こちらの動画をよろしければご参考にされてみてください
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では今日も、最後まで読んでくださりありがとうございました。
Enjoy★マルチライフ
伊豆はるかでした!