
メンタルのお手軽な回復方法は?気持ちが沈んだ時の処方箋。
こんにちは。
やりたいことを全部やって人生を楽しみ尽くす精神科医&3児ママの伊豆はるかです。
今回は先日見た映画とメンタルのお手軽回復法のお話です。
メンタルのお手軽な回復方法は?
先日、映画「浅田家」を見てきました。
ここのところなんだか、気持ち的にも身体的にも、調子がいまひとつだったから、リセットしに行きました。
私は、何となく調子が悪い時、よく映画を見に行きます。
とりあえず今のマイナス思考をフラットに戻すために、映画を見ることがとても有効だからです。
もちろん、現実の世界で本当に起こったことをきっかけに、前向きになる方が効果が高いし、継続力はあります。
ですが、何かが起きるまで耐えるのも私の性に合っていないし。(誰の性にも合わないと思うけど。)
単純に、マイナス思考はなるはやで切り替えたいですよね。
時短ですぐできて、思考が切り替わる方法としては、映画は本当にお勧めです。
ほとんどの映画には、何かしらメッセージが込められていることが多いです。
それは人生についてだったり、生について死についてだったり、家族についてだったり、仕事についてだったり。
ストーリーの中で伝えられる、メッセージの中のどれか1つでも、今の自分にとって何か感じさせてくれるものであれば、緊急処方薬としてちゃんと機能してくれます。
と言うわけで…
本当は「鬼滅の刃」を見たかったけど、それは、子供3人連れて行く日を楽しみに待っているので。(あと、今アニメバージョン予習中)
出演者が豪華だから無難かと思って、「浅田家」にしました!
効果のある処方薬となった映画の内容は?
映画は全体として、心からお勧めできるかと言うと、そこまででもありませんが。笑
リセットが必要だった私にとっては、ちゃんと効果のある処方薬になりました。
ストーリーは、途中までほんわか、むしろコメディーチックに進みますが、中盤で東北大震災が起きて舞台が岩手に移ります。
映像が、津波に流された街の光景に変わった時、いきなり涙が出てきました。
私は、夫の実家が岩手県で地震の直後にも被災地に行って、まだ復興していない惨状を目の当たりにしたりしてて、あの津波の光景やその後の街の景色、地震関連の新聞記事などを見たら今でもちょっと苦しいです。
自分自身も、阪神淡路大震災を経験しているのもあります。
同級生のご家族が亡くなったり、可愛がってくれた知り合いのおじさんが亡くなったり、よく知っている神戸の街並みが別世界のように、破壊し尽くされている姿を見たり。
私自身も、家が住めない状態になり、4ヶ月も避難生活をしていました。
12歳の自分には消化しきれない、たくさんの感情が渦巻いていたことだけは、よく覚えています。
地震や津波でその瞬間まで、普通に存在していた生活、家族、命。
突然、夢みたいに嘘みたいに奪われて、どんなに泣いても叫んでも戻ってこない。
現実の理不尽さ自分の無力さに、胸が苦しくなると同時にやっぱり気づかされる事は、日常と言う奇跡です。
家族がいることの、仕事ができることの、いや、生きていること、そのもののありがたさ。
まさに「有り難い」奇跡のような今です。
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せっかく与えられている奇跡の命なんだから、目一杯楽しまなくちゃ
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と言うことを、この映画の中で改めて感じました。
伊豆はるか、「いつも同じこと言ってるやん?」と、思っているそこのあなた(笑)
頭で考えて、「うん、その通りや」と思うのと、心から実感するのは、ちょっと微妙に違うのです。
私も、自分で言ったり、書いたりしているからって、常にその状態を保てるわけではありません。
映画を見たり、新しいことに挑戦したり、人の話を聴いたり、外部の何かの力を借りて、本当に大切なものが何だったかを実感する機会をあえて作るように心がけていないと、簡単にメンタルブレブレになってきます。
そんなわけで、メンタル落ち気味のときの緊急処方として、映画、おすすめです\(^o^)/
では今日も、最後まで読んでくださりありがとうございました。
Enjoy★マルチライフ
伊豆はるかでした!
