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【アメリカでの医療費事情】腹痛で〇〇〇〇ドル!

【腹痛で〇〇〇〇ドル!】

 

いやー、

想像以上だったぜ!

 

 

驚きの連続の

アメリカ移住後初の

医療体験をお伝えします!

 

 

とにかく

やばい…やばかった笑

 

その詳細はこちら

 

 

 

 

朝6時半

スクールバスで学校に出発するはずの

6歳の娘が

泣きながらUターンして戻ってきた。

 

 

「お腹が痛いよ」

 

 

そこから30分

「痛い」「痛い」と泣き叫ぶ。

 

 

「 救急車を呼んで。我慢できない。」

とまで訴えるものだから、

 

 

近所のママ友に

救急受診できる病院を聞く。

 

 

保険会社に電話して

受診した際、必要な書類等

事前に確認する。

 

 

ここまで15分

 

 

朝7時、24時間営業の

救急対応の病院へ

泣き叫ぶ娘を車に乗せてレッツゴー。

 

 

10分ほどで目的地に到着

 

 

受付を済ませて呼ばれるのを待つ。

ロビーでコーヒーを飲むほどの

心の余裕あり

 

 

ほどなくして呼ばれ、

個室に案内される。

 

 

看護師さんが来て

静脈注射点滴用の

ルートを確保する。

 

 

「嫌だ嫌だ」と泣き叫ぶが

暴れることもなく無事修了。

 

さぁ

驚きの連続はここから!

 

 

 

 

先生が現れ、

娘の様子を観察。

 

 

「ここまで痛がるって事は

虫垂炎なども疑われるので、

とりあえずCT撮りますね。」

 

 

触診や聴診など診察行為は無い。

(最初の驚きポイント)

 

 

日本では、安易に子供に

CT撮影は行わない。

被曝量もレントゲンの比じゃないし

特に小さな子供には慎重になる。

 

 

診察なしでレントゲン・エコー検査もなしで

CTって聞いたことないなぁ。

 

 

その後、さらなる衝撃が続く。

 

 

看護師さんが再び訪れ

「とりあえず鎮痛鎮静のために

morphine静注しますね〜」と…

 

 

モルフィン?

モルフィン?

モルフィネ〜!!!

ちょっと待って〜

(驚きポイント2)

 

 

モルヒネは医療用麻薬で

鎮痛作用は強力だけど、

日本では子供はもちろんのこと

大人にも投与しません。

 

 

一般的な鎮痛薬が効きにくい

癌性疼痛や手術後にのみ使います。

 

 

モルヒネは薬物依存を形成する麻薬なので

その使用は非常に制限されるべきなのに

 

 

子どもの腹痛

検査なし診察なしで

いきなりモルヒネって〜〜〜

 

 

というわけで

出来るだけフレンドリーに

 

 

Please give her a milder medication?

I think she is too young to be given morphine.

 

 

もう少しマイルドな薬に

しておいてもらえますか?

 

 

とお願いして

何とかモルヒネは回避。

 

いやぁ、ビビったわ〜

 

 

さらに続くよ

衝撃は

 

 

 

で、検査のため採血をして

 

 

鎮痛剤投与のおかげで

痛みは落ち着いてきた様子。

娘ももう叫んでいない。

 

 

では、CT撮影に行きますねと

検査技師さんのお迎え

 

 

CT室の前まで行くと

撮影の時お母さんは隣にいてねと。

防護エプロンも与えられない。

 

(驚きポイント3)

 

 

通常は検査室に一緒に入ると

多少被爆するので、

防護エプロンを着用します。

 

 

私は無駄に被爆したくなかったし、

娘は落ち着いたので、

じっとしていられると思い、

外で待ちますと伝えた。

 

 

その後、CT撮影後出てきた娘。

私の顔を見るなり

 

 

「吐きそう、気持ち悪い」と。

え!なんでだろう。

 

 

検査技師さんは

「造影剤の影響でしょう」と。

(驚きポイント4)

 

 

え!造影CTしたの?

先に教えて欲しかった〜涙

朝ごはんを食べていたので

かなり大量に吐く羽目になりました。

 

 

腹痛のみで、6歳娘に

これだけ負荷をかける必要あったのか?

と自分を責め始める母であった…

 

 

そして、CTの読影結果を

待つこと30分

全て外部の会社に業務委託しているとのこと

アメリカの病院では普通のようです。

(これもプチ驚きポイント5)

 

 

先生現る。

「検査は全て異常ありませんでした。

血液検査も画像検査も異常なし。

念のため、お腹触っておきましょうか。」

 

 

いまさらか〜〜い!!

 

 

「お腹は固くないし、痛みも治ったようですし

心配なさそうですね。

便秘かもしれないので帰りに薬局で

便秘薬買ってね」

 

 

とのことでした。

治療はおろか、

薬の処方さえありませんでした。

 

 

日本のこども病院では

便秘の時、エコーと浣腸して

速攻治してくれたけどな…

 

 

で、お待ちかねの請求金額

!!!!!!

 

 

すごいよ?びっくりするよ?

 

 

 

な、な、なんと

 

 

899ドルでした。

もちろん現金は持ってないから

クレカでお支払い。

 

 

プラス、CT画像の読影会社から

100ドル以上(詳細は不明)の

請求が後から来るそう。

 

 

トータルなんと999ドル

 

 

日本円で15万円以上のお支払いとなりました!

(驚きポイント6)

 

 

旅行保険で全額カバーされることを祈り

帰宅後、保険金請求に勤しむしかありません。

 

 

日本ではマックス400円で済むところ(神戸)

日本の医療システムの素晴らしさに

改めて感服・脱帽・感謝しかできませんなぁ。

 

 

医療が身近にあって

誰でもいつでも受けられるって

本当に素晴らしいことです。

 

 

日本人の平均寿命が長いことも

当然、理解できました…

 

 

アメリカでは、お金がなければ

治療はしてもらえない。

 

 

医療保険自体が高額なので

貧困層は払えない。

 

 

病気でも怪我でも諦めるしかない。

お金がなければ長生きできない。

 

 

それが現実なのです。

 

 

アメリカからのリポートでした!

 

 

むすめ、何事もなくてよかった〜

便秘にならないよう気をつけよう。うん。

 

 

日本に生まれて良かった〜

本当にラッキーです。

 

 

 

 

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