赤ちゃんが泣き止む・YESの法則
夜泣きに悩むのはもうやめよう
こんにちは!
フルタイム精神科医&3児ママの
伊豆はるかです。
私実は、
3人子育てしていながら
夜泣きやぐずりで困ったことが
ほとんどありません。
2人目、3人目に至っては
寝かしつけすらしません。
泣きもせず、ひとりで勝手に寝て
朝までぐっすりです。
友人宅やセミナーなどに
赤ちゃんを連れて行っても
本当に全く泣かないので
周囲の人にビックリされます。
セミナーで人前で喋っている私を
ベビーカーでじっと座って
ニコニコしながら見守ってくれる
0才児の我が子。
実際に見たことのある人でなければ
信じられないかもしれないけど
本当です。
「育てやすい赤ちゃんで羨ましい!」
という感想を実に頻繁にいただきますが
これは決して、偶然ではありません。
実践と検証を重ね、その赤ちゃんを
忍耐強く分析するからこその
《必然》だと思っています。
赤ちゃんが泣く理由
街中や電車でたまに
力いっぱい体を反らせながら
断固拒否しているベビーを
無理やりベビーカーに座らせようと
ずっと格闘しているパパママを
見かけることがあります。
車内や店内は
赤子の叫びで阿鼻叫喚(笑)
これは可愛そうです。
赤ちゃんもパパもママも
全員が可愛そうな状況です。
このままじゃ誰も笑顔になれません。
まず、赤ちゃんがなぜ泣くのか
ということを理解してほしいんです。
なんで泣いているか?
「不快だから!」です。
何かが不快なんです。
お腹空いた!
暑い!寒い!
硬すぎ!柔らかすぎ!
うんちした!
かゆい!痛い!嫌い!
とにかく不快なんです。
NOの威力はすごい
不快なものは「NO!」です。
そんなの当たり前です。
そして、言葉で伝えられないから
ただ泣いて暴れて抵抗します。
一度NOとなると
全身全霊・全細胞をかけて
NOを貫こうとします。
自分の主義主張を曲げるのは嫌だし
心地悪いのも許せません。
じゃあどうすればいいの?
NOが成長する前にYESを探せ!
最初の小さなNOが
取り返しのつかない
全力のNOになる前に
YESを探すのです!
我が子のYESを一つ一つ
検証して見つけるしかありません。
例えば、赤ちゃんが夜泣きしたとき
抱っこして泣き止むまであやす、
なんてことは私はしません。
私も寝たいし、抱っこ疲れるし
抱っこして泣き止まないなら
今の赤ちゃんにとって
抱っこは「YES」ではないからです。
それでもいつか寝るのは
単に泣きつかれて寝ているだけです。
赤ちゃんも私もヘトヘトになります。
私なら、抱っこしてあやす代わりに
ここは我が子を知るチャンス!と
ありとあらゆることを試します。
布団が嫌なら
ソファ・畳・ベッド・ベビーカー・抱っこ紐
寝るのが嫌なら
絵本・DVD・おもちゃ・ミルク・おやつ
仰向け嫌なら、横寝
うつぶせ寝(寝返りできなきゃダメ)
段差寝・足上げ寝・授乳枕寝
(色んな寝方がありますよ〜)
この時の注意点として
「〜なはず」「〜べき」
という先入観や固定概念をはずすことが
YESを見つけるポイントとなります。
これはまた、後日機会があれば
お話しますね。
とにかく、
赤ん坊のYESを出来るだけ沢山
見つけてあげるのです!
✔ この体勢「YES」
✔ このお布団「YES」
✔ このオモチャ「YES」
赤ちゃんも
YESで満たされ心地よくなると
勝手に寝てくれます。
YESはそれぞれ違う
赤ちゃんが朝までぐっすり眠る
場所やお布団やアイテムや寝方は
赤ちゃんごとに違います。
うちの三人の子供たちも
全員違いました。
その子のYESの環境を
親がバッチリ見つけてあげれば
夜泣きしなくなります。
《赤ちゃんのYESをどれだけ分かっているか》
が、どれだけ子育てが楽になるかを
決定づける要因となるんです。
赤ちゃんも大人も一緒
大人だって同じです。
本当は嫌だ、不快だと思っていることを
我慢してやり続けても
体は疲弊して心は枯れていきます。
泣き続けて眠ってしまう
赤ちゃんはまだいいですが
大人だと
下手したらエネルギーが枯渇して
心の病気になります。
大事なのは
自分のYESを探して積み重ねて
自分の置かれた状態が
「不快」→「心地よい」に
変わるよう工夫することです。
そのほうが、物事を解決する
ずっとずっと近道になります。
めんどくさがって
自分の「YES」を見つける努力を怠ると
いつまででも、
不快な毎日から逃れられません。
赤ちゃんのYESの法則は効率がいい!
子育てを出来る限りスムーズに
進められるよう工夫することは
時間や心の余裕が
なにより大切なマルチライファーにとって
非常に重要なことです。
今回ご紹介した
赤ちゃんのYESの法則は、
遠回りなようで実はとても効率がいいです。
子育てをする上でも
自分を知る上でも
とても大切な考え方・ヒントとなるでしょう。
是非、覚えておいて下さい。
今日も
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
Enjoy★マルチライフ
HARUKAでした!