非日常空間だからこそより深く伝えらえられ、記憶にも残る学び
こんにちは!
マルチライファー’s CLUB 0期 、ことばのパティシエ☆YUKOです。
2019年4月24日(水)大阪市内にて
伊豆はるか プレミアムセミナー
~やりたいことを全部叶えたいあなたに贈る~
「記憶に残り人生が豊かになる本の読み方」
が開催されました。
これまでのプレミアムセミナーとは、ひと味違う学びの時間となった今回のセミナー。キーワードは「非日常」。いつものセミナルームから飛び出して行われた「非日常空間での学び」の様子をレポートします。
人生の本質は変化し続けること、同じことを繰り返していてはだめ
2019年4月某日。マルチライファーズクラブのグループLINEにあるメッセージが届きました。送り主はマルチライフプロジェクト代表の伊豆はるか。
4月開催のプレミアムセミナーについてご連絡です。
今回は今までのセミナーとは違う、新たな試みを実行したいと思っています。
具体的には、セミナールームで行う「講師×参加者」の形式ではなく、「学び×非日常」をテーマに、広い世界に飛び出して行いたいのです。
その「学び×非日常」にふさわしい場所を選ぶため、事前に参加人数を決めて行いたいと思います。
そこで、今回の趣旨にご賛同の上、下記の日程でご参加いただけるか教えていただけませんでしょうか?
【4月プレミアムセミナー日時】4月24日(水)10時~12時
2018年8月から、毎月欠かさず行われてきた、月に一度のプレミアムセミナー。それまでは主に大阪市内のセミナールームで行われていました。
電車でのアクセス良好、高層ビルの広い窓から明るいひかりが差し込む、理想的な学びの場なのに…なぜ別の場所に変えるのかな?
そんな疑問がわたしの頭に浮かびました。そこで、早速はるかさんへ質問してみたのです。「なんで、場所変えるんですか?あんなに便利で居心地のいい会場なのに。」
「わたしは常に【人生の本質は変化し続けること】だと思っているので、いつまでも同じことを繰り返したくはありません。そして、マルチライファーを目指すみなさんにも常に変化することを体感して欲しいと願っています。だから、セミナー場所ひとつにもこだわっていきたいのです。」
快適な環境に満足しきっていたわたしに、またひとつマルチライファーとしての心得を教えてくれた、はるかさんからの返信でした。
本の読み方を学ぶ非日常空間、そこは重要文化財でもある図書館だった!
「学び×非日常」にふさわしい場所として選ばれたのは大阪府立中之島図書館。石造り三層、銅葺きのドームがそびえる重厚な建物で、国の重要文化財にも指定されている歴史的な建造物です。
古文書や大阪関連の文献、ビジネス関係図書に特化した図書館だけあって、中に一歩足を踏み入た途端、ピリッと冴えた空気が流れているのを感じました。
大都会大阪の中心部に位置するにも関わらず、中は非常に静かで、普段わたしが通っている、市の図書館や近所の本屋さんとは全く違った空間でした。
ここで学ぶのが「記憶に残り人生が豊かになる本の読み方」
セミナルームでもなく、普通の図書館でも本屋さんでもない、この環境だからこそ、きっとより深く伝えることができる。そう確信して、はるかさんが選んだテーマだったのです。
これからの時代、AIに勝てるのはコミュニケーション能力だけ?!
自然に囲まれた地方都市で生まれ育ったわたしにとって、本は見たことのないもの、行ったことのない世界を教えてくれる、そんな存在でした。
勉強は苦手で怠けていましたが、刺激的なものが少ない、自分の住む田舎町とは違う世の中を知りたくて、中学生や高校生のときはよく本を読んでいました。
ところが、都会の大学に進学して自由を手に入れた瞬間から、本は遠い存在に。勉強よりも遊びに夢中になって、ほとんど本を読まない学生生活を送りました。
このことを、今はこころから後悔しています。あの頃、もっと本を読んでおけばよかったと。
なぜなら、社会人になり、妻になり、母になるにしたがって、本を読む時間を確保するのが難しくなっていったのに、それとは反対に本を読みたい気持ちは強くなっていったからです。
歳を重ねれば重ねるほど、本音ではなく建て前、本心ではなく社交辞令を言う機会も、言われる機会も増える一方。それに従って、人間関係を良好に保つための、より高いテクニックが求められるようになります。
そのテクニックは、ネットで検索して得られるものでもなく、一朝一夕に身に付けられるものでもありません。相手を慮ることばを探し、相手のことばの行間を読んで本音を見きわめるために必要なのは、やはり本を読むことなんです。
「これからの時代、人間がAIに勝てるとしたら、それはコミュニケーション能力くらい。そのコミュニケーション能力を高めるためには、本をたくさん読むしかないんです。」
胸に響いたはるかさんのこの言葉、絶対に忘れるものかと、こころに誓うわたしでした。
実践・HARUKAの10分読書法
セミナー後半は怒涛の実践タイム。まずは「HARUKAの10分読書法」です。
この読書法を、本の帯に書かれた推薦文のように表すと…「それはまるでひと夏の恋。名前もどこから来たかも知らない二度と会うことのないだろう彼(彼女)の姿、声、匂い、振る舞いを脳裏に焼き付けるような。」
タイムリミットは10分。その間に本の魅力を味わおうって言うんですから、ハンパな集中力ではだめです。二度と読み返すことができない本の「一番言いたいこと」「最も伝えたいこと」を必死に読み取る覚悟が必要です。
参加者の方が持ってきた本を、一旦机の真ん中に集め「ビビビッときた本を手に取ってください。」というはるかさんの掛け声と共に超集中の10分間スタート。
椅子に腰かけて読む人もいれば、立ち上がって読む人もいます。何やら小声でつぶやきながら読む人や、歩きながら読む人も。ちょっと異常とも言える雰囲気が会場を包み込みます。
そして、「はい、10分終了!」というはるかさんの一声の後は、会場が更に摩訶不思議な空間に…全員がスマホに向かって怒涛の勢いでしゃべりだしたんです!!
せっかくの出会いを忘れずに一生覚えていたいなら…これしかない!
はるかさんが薦める10分読書法のキモは、「頭とこころに残ったことを記録する」ことにあります。記憶に頼るのではなく記録するのです。
せっかく出会った運命の人の姿、声、匂い、振る舞いを記憶に留めているだけでは、いずれ忘れてしまいます。一生大切にしまっておきたい想い出なら、写真の裏にそっと自分の気持ちを書き込んでおくのです。
それが、「頭とこころに残ったことを記録する」ことなんです。しかし、10分という短い時間で手にした大切な想い出を写した写真はありません。急がなければ、すぐに想い出は忘却の彼方へと飛び立ってしまいます。
そこで、一気にメモすることが必要になってきます。ちんたらペンを動かすのももどかしいくらい切羽詰まった状況です。そんな時にできる最良の方法が、「音声メモに残す」こと。
参加者のみなさんが一斉にスマホに向かってしゃべりだしたのは、このためだったのです。
音声メモを初めて使う人も、最初は小声で話していましたが、はるかさんのデモンストレーションを見て一変。活舌よく簡潔に、周りを気にせずトライできるようになっていきました。
わたしも初めて音声入力に挑戦しましたが、その速さと正確さにびっくり!スマホの文字入力に手間取ってしまう人には特におススメの機能です。
もはやアスリート?!速読と会話術が同時にレベルアップ!
はるかさんのマルチライフ的キーワードの中でも、特に登場回数の多いワードが「実践」です。
このことばは何度となくはるかさんの口から発せられてきたのですが、最近マルチライファーズクラブのグループLINEでも、頻繁に登場するようになっています。
今回のセミナー2日後に送られてきたメンバーからの報告にも登場していました。その興奮あふれる報告と、それに対するはるかさんの返信を最後にご紹介し、このレポートの終わりたいと思います。
プレミアムセミナーに持っていった書籍は、図書館で再貸出を繰り返し、2ヶ月ほど家で眠っていたものでした。
セミナー終了後、カフェで速読を実践したところ、とうとうこの本を返却することができました。
そして、発見したことがあります。10分読書法で「頭とこころに残ったことを記録する」音声入力は会話術の訓練にもなることを!
確かに!音声入力は、話す能力開発につながりますね。同時通訳的要素があるから、意味のある文章に変換しながら話す必要がありますから。
それにしても、これはもはや…アスリートの世界ですね!
このふたりのやり取りに、賛同する声が続くマルチライファーズクラブのグループLINE。
ものすごいスピードで前へ進んでいく仲間に追いついていくのは超大変!だけど超超刺激的!!そう感じているのは、わたしだけではないはずです。