【第13話】誰もやったことがないのなら、自分がやって道を開拓するしかない

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こんにちは。丸地アイです。
私のブログを見にきてくれて、ありがとう。

前回の記事では、新婚のお姉ちゃんが家出して帰ってきたところまで書いたよね。
覚えてくれてる?もし、家出って何のこと?と思った人は、今までの記事を先に見てね。

 

>>過去記事
第1話【やりたいことを諦めなくちゃいけないのが、大人になるってこと?】
第2話【やりたいことを全部やって、人生を楽しみ尽くす!】
第3話【ママと妻だけやってる私、物足りないって言ったら怒られるかな?】
第4話【自分の持っているキャリアや武器を無駄にしたらもったいない】
第5話【家族こそ、お互いの気持ちを言葉で伝えあわなきゃ分からない】
第6話【自分だけがやりたいことをやるなんて、そんなことできない】
第7話【母と娘から、ひとりの女性同士として向き合うふたりの時間】
第8話【ピンチの時、家族は最強のエネルギー補給基地だから】
第9話【始まったばかりの人生の後半戦、どう生きていくか選びたいの】
第10話【父さん、母さんが見捨てても僕だけはついていくよ】
第11話【俺はぬれ落ち葉なんかにならない!サイコーな第2の人生を送るのさ!!】
第12話【女は子どもかキャリアか、どっちかひとつを選ばなくちゃいけないの?】

 

もっと一緒にいたい、ただそれだけなのかも

新婚のふたり

旦那さんのハルアキさんと喧嘩して家を飛び出してきたお姉ちゃん。直ぐにでもお義兄さんが迎えにくるかと思ったけど、意外や意外。もう1週間経っちゃった。

朝早く家を出て、夜遅くに帰ってくるお姉ちゃんとはぜんぜん顔を合わせない生活。お義兄さんとふたりのときも、こんな生活なのかな?

これじゃ、夫婦がすれ違っちゃっても仕方ないんじゃないかって、妹としては心配になっちゃうよ。お義兄さんが、結婚当初の約束を無視して「子どもが欲しい。」って言い出したのって、「もっと一緒にいたい。」って気持ちの叫びだったんじゃないかな…

お姉ちゃんが、もっとしっかりとしたポストに上りつめるまでは、子どもより仕事を優先したいって気持ちも分かるけど、お義兄さんの気持ちも分かる気がする。

一番いいのは、お姉ちゃんが子どもを産んでも、望んだ働き方ができることなんだよね。

よし!やっぱりここは、はるかさんに聞いてみよう。3児のママで現役の精神科医で、すべての女性の応援団のはるかさんに。

 

ひとつだけ聞いてみてください

パソコンで伊豆はるかと連絡

はるかさん、こんにちは。

実はまたご相談したいことがあります。

1年前に結婚して家を出た姉が、先週実家に戻ってきました。原因はすぐにでも子どもが欲しい義兄と、今は子どもより仕事でのキャリアアップに専念したい姉とのすれ違いです。

まだ結婚したことがない私には、正直「子どもか仕事」の選択の難しさを分かってあげることができません。

お互いを大好きで結婚したふたりなので、本当は一緒にいたいはずなんです。

こんな時、私にできることはあるのでしょうか?こんな時、はるかさんだったら、姉にどんなことばをかけますか?

3人の幼い子どもの面倒をみて、現役の精神科医として働き、マルチライファーズクラブも運営している超多忙なはるかさん。きっとたくさんの女性から相談事をされているはずなのに、メールを送ったその夜には、返信がきた。

 

アイさん。

ご連絡ありがとうございます。お姉さんご夫婦を心配するアイさんのお気持ちよく分かります。

お姉さんにひとつ、質問をしてみてください。

もし、その答えが「YES」だったら、添付したメッセージをお姉さんにお伝えください。「NO」だったら、ご夫婦でよく話し合うことをお勧めします。

質問は簡単です。それは…

 

自分の胸に手をあてて、よく考えてから答えて

ひとに合わせるのが苦手

はるかさんから返事をもらってから3日後、仕事が休みで家にいたお姉ちゃんを近所のカフェに誘ってみた。断られるかと思ったけど、予想を裏切って、あっさりOKしてくれた。

私はコーヒーを、お姉ちゃんはコーヒーとケーキを頼んだ。これも珍しい。いつもは私が頼んで、お姉ちゃんは頼まないはずのケーキ…なんだか、調子が狂っちゃう気がした。

でも、大丈夫。話すことは決まってる。はるかさんから受け取った質問をひとつだけすればいいんだからね。

 

はるかさんから教えられた質問は、とってもシンプルなものだった。お義兄さんとの子供のママになりたいか、それだけ。

お姉ちゃんはすぐには答えなかった。私がよっぽど真剣な顔してたのかもしれない。長女の権限でいつもは、出来の悪い妹の話なんて、適当にあしらってくれちゃうお姉ちゃん。この時ばかりは笑ってごまかすこともしなかった。

口に運んだケーキを、味わうようにゆっくりと食べながら、時おり目を閉じて考えること数分。私はコーヒーを一気に飲み干したい衝動にかられながらも、おあずけをくらった犬のように、目の前に答えが差し出されるのを待った。

「なりたい。」

お姉ちゃんの答えもまた、ごくシンプルなものだった。なりたい、お義兄さんとの子どものママになりたい。それがお姉ちゃんの本心だった。

 

誰かが開拓者にならなければ、いつまでも変わらない

女性

メールに添付されていたはるかさんのメッセージを、お姉ちゃんと一緒に読んだ。

モモさん。

このメッセージをお読みということは、ご主人とのお子さんのママになりたいと思っていらっしゃるんですね。だったら、そのお気持ちを大切にして欲しいと思います。

私は医学部在学中に長女と長男を出産しました。慣れない赤ちゃんの面倒をみながら、医学部の膨大な勉強をこなしていくのは、正直とてもハードでした。

でも、自分の選択に後悔は全くありません。あのとき「この人と結婚したい」「ママになりたい」と願ったのは誰でもなく私自身だからです。

結婚もママになることも、そして医者になることも、何ひとつ諦めませんでした。そして、全て願いを叶えました。

もし、どれか一つを諦めていたら、今の私はありません。大好きな家族に囲まれて、やりがいのある仕事をしている、今の私は。

挑戦する前に諦めるのは簡単です。でも、想像してみて欲しいのです。挑戦しなかった未来に何が待っているのかを。

今、モモさんの心の中にある「ママになりたい」という気持ちに背を向けて、ご主人と10年後どうなっているのか想像してみはいかがでしょうか。

そして、出産とキャリアアップを両立した先輩がいないのなら、モモさんがまずその「先輩」となって、後に続く女性達に道を作ってあげてはいかがでしょうか。開拓者がいなければ道は生まれません。

私の周りにも、私がやりたい事を諦めない姿を見て、自分もやってみよう!と挑戦する女性がどんどん増えています。

何より、モモさん。あなたはひとりじゃない。ご主人も、妹のアイさんも、ご家族も皆さんがあなたの味方です。強力でかけがえのない味方なんです。

私も開拓者のひとりとして、心から応援しています。

伊豆はるか

 

応援団集結!!

家族の集結

カフェから家へと戻る道の中ほどに、子ども服専門のお店があった。何度も通っている道なのに、ここにこんなお店があるなんて、今まで全然気が付かなかった。

横を見ると、お姉ちゃんが足を止めて、そのお店の窓際に飾られている、かわいらしい子供服をじっと見つめていた。

 

不思議だよね。普段は自分と関係ないから目もくれないし、気にもしなかったお店が突然気になるお店になっちゃうんだもん。

お姉ちゃん、マンションを飛び出して来たときにはもう、心のなかに「子ども」が入り込んでいたんだろうな、きっと。

お姉ちゃん、どうするつもりなんだろう…

 

「ガチャ」

家に着いて玄関を開けると、そこにはきちんと揃えられたビッグサイズのローファーと、これまた特大の薄汚れたスニーカーが転がっていた。

あっ!、お義兄さんだ。お義兄さんが迎えに来たんだ。

「よう、おふたりそろってお帰りですか。今日は何かのお祝いでもあんの?みんな揃っちゃって??」

弟、ルリの能天気なセリフが終わらないうちに、奥からちょっと照れ臭そうな表情を浮かべたお義兄さんが出てきた。

「おかえり。久しぶりだね、アイちゃん。元気だった?」

「はい、超元気です。元気だけが取り柄ですから!」

私の返事に声を上げて笑った後、お義兄さんがお姉ちゃんの方を向いて話しかけた。

「モモ。俺たち…」

 

~伊豆はるかから出産も仕事も諦めない「開拓者」になることを進められた姉、モモ。そんな彼女を迎えにきた夫は果たして何を語ろうとしているのか?!~

 

★ 丸地家のマルチライフストーリーについて ★
主人公の丸地あいとその家族が、人生に起こる様々な出来事にマルチライフ的方法論で立ち向かっていく物語です。
あいやその家族は特別な存在ではなく、きっとあなたのまわりにいる人や、あなた自身と重なる存在ではないでしょか。
一緒に丸地家のマルチライフストーリーを見守って頂けたら嬉しいです。

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マルチライファー’s CLUB 0期メンバーで、スイーツと短歌をこよなく愛する。ことばのパティシエ ☆YUKO でした。

​精神科医。三児(1歳、3歳、5歳)の母。
マルチライフプロジェクト代表。

大学在学中、20歳で会社設立し塾・飲食店を経営。女性のライフイベントとキャリアの両立を実現するため、28歳で医学部を受験。経営者から医学生へ転身。8歳年下の同級生と結婚し3人のママになる。33才で医師免許取得。現在は精神科医として働きながら、「やりたいこと全部やって人生を楽しみ尽くす」をコンセプトにマルチライフプロジェクトを主宰。現実的かつ具体的手法で女性を自己実現に導く講座は、毎回即満席。

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